赤パプリカ(フルーピーレッド)栽培して、いつまでたっても赤くならない、おかしい?
そんな疑問を持った人も多いと思いまます。
私も最初はそう思いましたよ。
花が咲いてから1ヶ月以上は待たないと赤くなりません。
しかも緑から茶色になって最後に赤くなりますから、もしや枯れたのかな?
と不安にもなったりしました。
そんな写真入りの栽培のレポートです。
●赤パプリカ、赤くならないのは収穫時期まだ早いから?
私の経験では、
上記にも書きましたがとても時間がかかります。
待つしかありません。
やがて濃い赤色の見事な赤パプリカが収穫できますよ。
●赤パプリカ 特徴
肉が厚くて柔らかくて苦味がなく甘いですね。
生でも甘味があって加熱すればさらに甘くなって
ピーマンとは又別格の野菜ですよ。
大きくて赤く育ったパプリカは食卓に飾っても絵になりますよ。
7月頃から12月まで収穫できました。
花は次々いっぱい咲きます。
間引くと大きな実が収穫できます。
(1株15個以内が目安)
放ったらかしだと数は多いが小さくなります。
ピーマン嫌いな人にぜひおすすめしたい野菜です。
●赤パプリカ栽培方法(記録)
●赤パプリカ土作りと肥料
私が庭で耕したのは約40cm×40cmです。
土に入れたのは
・有機石灰(ゆうきせっかい)1m2当たり 約150g
・牛糞(ぎゅうふん)約3ℓ
・すくも 約3ℓ
稲のもみ殻で土がフカフカになります。
私はとてもよく使いますね。
・鶏糞(けいふん)約120g
・化成肥料(8-8-8)約50g
・油粕(あぶらかす)約40g
以上を土と一緒に良く耕しました。
●価格は接木苗で約300円です。
ホームセンターで買いました。
苗は太くて元気の良いものを選びました。
●5月16日 赤パプリカ植えました。
すでにつぼみが2個ありました
土に穴を開けて水を入れます。
次に苗を入れて植えました。
接木苗ですから接合部は土の中に入れません。
支柱を1本立てて風等で苗が倒れないように紐で結びました。
この後、枝が大きくなりますから支柱を追加します。
株元の周辺には「すくも」敷いてあります。
(保温、乾燥予防です)
最後は黒の遮光ネットを活用して敷いています。
(実際は遮光するのが目的でありません。雑草予防です)
こうする事で雨が降ると土が跳ね返って葉に付きにくいです。
葉に土が付くと病気になりやすいです。
※後ろに見えるのはサニーレタスです。
●1番目の花より下のわき芽は取ります。
(養分をわき芽に取られたくありません)
●1番目の花から3番目の花までは取ります。
4番目の花より実を付けるようにしました。
最初から大きな実を付けると株が弱るので、緑の小さくても取ります。
段々と大きな実を付けるようにします。
●6月24日 小さい実がたくさん付いています。
この頃支柱を追加しました。
順調に育ってきたので支柱を3本立てて、枝を紐で結んであります。
枝がさらに伸びてきたら支柱を追加します。
これで実の重みで折れたり、強風が吹いても大丈夫です。
●7月13日 大きく成長しています
初期の成長は遅くゆっくりしていますが、
今は株の高さ約80cmになりました。
しかし「尻腐れ病(しりくされびょう)」がありました。
これはカルシウム不足が原因ですから、
石灰を少し株元にまいて、土を被せて水をかけました。
(※ 大玉トマトは良くあります)
●7月28日 緑色が変ってきました。
緑から少し茶色ぽくなりました。
枯れたのではありません。
1番花より下のわき芽や葉は既に取ってあります。
(油断していると生えてきますので取ります)
●8月1日 ついに赤パプリカになりました。
時間がかかりましたがついに赤くなりました。
やったぁ、スーパーで欲しいなと思っていましたが、
ついに実現間近でとっても嬉しいですね。
●8月10日 初収穫
大きさ約9cmですからね、お店で販売しているのと変わらないですよ。
早速半分に切ってみました。
種は少なく厚い厚い、約5mmありました。
満足です。今日は嬉しい日になりました。
●10月24日 次々と赤くなります。
株の高さ約1.2mです。
10個以上の実が付いています。
この時期になって結構な数が赤くなって嬉しいです。
まだまだいける!収穫が楽しみです。
●11月26日 寒くても赤いです。
以外にも弱らず、枯れずに頑張っています。
●12月27日 まだまだ収穫できそうですが
もう今年も終わりなので今日収穫を終わりにしました。
まだ赤いですからね、
ちょっと残念です、、
●赤パプリカの味は
ピーマンと違って肉も厚く
生で食べると少し柔らかく、シャキシャキ感があります。
レンジで温めると柔らかくなって甘くなります。
●緑色のパプリカは食べれますか
もちろん食べてOKですよ。
赤くなっていないのであまり甘くなっていませんが、、
●赤パプリカ レシピ
我が家では
赤パプリカ、にんにくの芽、豚肉を油で炒めました。
味付けは塩、コショウ、砂糖、醤油です。
肉厚で柔らかく、甘くて美味しいですよ。
これはピーマンとは違う食べ物ですね。
●最後に
・赤くなるまで時間が長い
最初は緑ですがやがて茶色になり、最後に赤くなります。
開花してから赤くなるまでメモしていないけど、
1ヶ月以上かかると思います。
・夏の太陽大好きな植物です。
・摘花
1番目の花から3番目の花は実をつける前に取りました。
早くから実をつけると体力が落ちて、
花が咲かなかったり1ヶ月ほどお休みになります。
・水の管理は
葉がしおれてきたらやっていました。
パプリカの根は広く浅いです。
なのでやりすぎ、乾き過ぎに気をつけましょう。
寒い時期の水やりは午前中が良いですよ。
・摘芯(枝の先端部を切る)
大きく伸ばしたいので切りませんでした。
でも摘芯したら枝は増えるはずですが、、、
・摘果
実は1株に10~15個程度が良いですね。
たくさん付けると小さくなったり、
疲れて花が咲かなくなってきますので、
緑色でも適当に実を間引いていました。
・整枝・剪定・切り戻し
植えた時は1本の支柱を立てて紐で枝を結びます。
やがて大きく成長してきたら、
1番目の花が咲いた当たりですね。
太めの枝が3本ぐらい別れています。
この枝を支えるように支柱を追加します。
さらに私は枝が増えてくるので支柱を追加していました。
枝が混んでくると日光が当たらなくて、病気になりやすかったり、
虫が発生しやすくなると言いますが、
私はほとんど切らなかったです。
また、枝が混んできたら適当に切れば良いですよ。
・農薬
農薬は使いませんでした。
でも全く虫の被害がないわけではありません。
少しは虫でダメでしたが、、、
・パプリカ病気
尻腐れ病(しりくされびょう)=果実の先端部が黒くなって、腐ってきます。
黒い部分にカビが生える事もあります。
カルシウム不足ですから、株元の周りに石灰を少しまいて、
土と混ぜてから水をやりましょう。
・虫も来ませんでしたが。
・金色の卵発見
エッ何コレ!
金色、1mmぐらいの小さな卵!何か高級で芸術的な感じでした。
調べるとカメムシとわかりました。
ので葉を切りました。
・追肥
植えてから4番目の花が咲いて実が付きだした時期に、
化成肥料(8-8-8)を株元に20g程度やりました。
その後、約10日に1回、株元に20g程度やりました。
・パプリカ植える場所
寒さには弱いので太陽のよく当たるところが良いですよ。
最初は成長がゆっくりしています。
・収穫時期
4番目に咲いた花から、実を付けるようにしました。
最初の頃は根がしっかり伸びていないので、大きな実をつけると株が疲れます。
なので緑色で小さくても収穫していました。
赤パプリカは7月下旬から12月まで収穫出来ますよ。
結構長いですよね。
・1番花より下の葉や、わき芽は取ります。
栄養を上に上げる為です。
・沢山実をつけると株が弱ります。
そこで緑色でも間引いたり、収穫した方が良いです。
最後まで読んで頂いて有難うございます