初めて椎茸(しいたけ)の形成菌とほだ木(コナラ)を
もらって新興住宅地の自宅の庭で栽培して育てました。
いくら2、3日おきに水をかけても、しいたけが出てこないので、
やはりダメか?
と諦めていたけど2月に出てきたレポートです。
●椎茸(しいたけ)栽培方法と収穫
地区の文化祭で100円で買って育てました。
野菜と違い肥料は不要です。
木の栄養を吸って育ちますが水かけが必要です。
●椎茸(しいたけ)栽培方法と収穫の記録
●2018年10月28日
まず植菌作業です。
椎茸の種類は菌興115号です。
コナラのほだ木は直径約13cm、長さは約1.5mです。
私がしたのは既に穴が開いている所に
形成菌を手で押し込むだけです。
※形成菌の白い発泡スチロール部分は取りません。
早ければ来年の10月頃には出てくるそうです。
育て方の説明書をもらって、
自宅まで持って歩いて帰りました。
重かったです。
※形成菌=オガ屑と椎茸の菌が入ったものを円筒形に固めて、
原木に簡単に押し込むようにしてある。
片方の発泡スチロールは蓋の役割をします。
●持って帰って自宅でした事
ほだ木は日光の当たらない所に置きました。
(熱に弱く35°C以上で菌は死ぬそうです。)
我が家は新興住宅地だから植木もなく、
日影の場所が少なく苦労しました。
そして全体に水をかけました。
●椎茸 普段の管理
とにかく2,3日におきに、
ほだ木を動かして全体にジョロで水をかけていました。
こんな調子で水をかけながら
2018年は何の変化もなく終わりました。
●2019年1月
とにかく2,3日におきに、
コナラのほだ木を動かして全体にジョロで水をかけていました。
●2019年10月31日
相変わらず2,3日におきに、
埴菌した、ほだ木を動かして全体にジョロで水をかけていました。
しかし、ほだ木がけっこう重たいので、半分に切りました。
軽くなって動かすのが楽になりました。
(最初からすれば良かったですね)
●2019年12月31日
今年も何も変化ありません。
早ければ10月頃出て来るかもしれない、
と説明書に書いてありましたが、
ちょっとガッカリです。
この冬はダメかと諦めていました。
でもとにかく2、3日おきにジョロで全体に水をかけていました。
翌年の新しい年に変わります
●2020年2月7日
気がついたら
椎茸が発生していました!
直径約2cmです。やった~!
だめかと諦めていたのでとても嬉しかったです。
他にも出ていないか探してみたけどこれ1個でした。
※椎茸は5°以下にならないと発生しないそうです。
●2020年2月8日
椎茸にビニール袋をかけました。
親指ぐらいになったら、袋を被せると大きく成長するそうです。
この時に蒸れないように袋の角を、少し切って被せて輪ゴムで止めました。
●2020年2月15日
1番大きいのが直径約6cmです。
それとは別に新しくフタを、はぐって出かけたのを発見しました。
(3個め)
これも嬉しいですね。
●2020年2月24日
1番大きいのが直径約10cmです。
隣のしいたけが近過ぎて大きくなれない感じですね。
●2020年3月1日
ついに初収穫です。直径約11cmです。
もっともっとたくさん収穫したいですね。
出ていないか他を探したけどありません。
のでこの冬は3個収穫で決まりそうです。
また1年後を楽しみにして水やりを続けます。
●ほだ木はどんな所に置くが良いの
菌は直射日光が当たらず、湿った所が好きです。
木の下が良いですが、街ではなかなかありません。
ですので遮光ネットの利用も良いそうです。
(暑さに弱く35°以上で菌は死ぬそうです。)
●しいたけ 収穫年数は
きちんと管理していれば5年ぐらい収穫できるそうです。
●しいたけ収穫時期は
埴菌をしてから夏を1年経過しないと発生しません。
5°C以下にならないと発生しないそうです。
ですのでやはり収穫は冬の頃になりますよね。
(寒くなると元気が出るですね)
サイズは適当ですが10cmぐらいになったら収穫しています。
以前に13cm程の大きいしいたけを頂いた事があります。
●しいたけ 収穫方法は
ハサミやナイフで切って取ると雑菌が入ったり、
軸を残すと成長してきてほだ木の栄養をうばうそうです。
ですので手でしいたけを持って左右上下に動かして、
軸を残さないで元から取るようにします。
●椎茸栽培で困ったこと
・置き場所に悩みました。
季節によって太陽の角度が変わります。
・原木がけっこう重くて動かすのに力がかかりました。
・水かけが長期間必要です。
まとめ
椎茸栽培は時間がかかります。
その間ずっと水かけが必要です。
その分発生した時は感動がお大きいです。
無意識では食べれませんよ~。
最後まで読んで頂いて有難うございます。