茎ブロッコリー(スティックセニョール)実生苗を無農薬で栽培して、食べたレポートです。
苗にはアスパラ風味と書いてありました。
アスパラ好きの私はこの言葉に惹かれて購入しました。
近所の人にも教えてあげましたが、その人は初めてですが失敗しないで沢山収穫できましたよ。
春植え、秋植えとありますが、私はトマトの収穫が終わった8月下旬に苗を植えました。
●茎ブロッコリー(スティックセニョール)味は
まず柔らかいです。そして濃い味があります。
普通のブロッコリーはあまり味がありませんよね。
でも茎ブロッコリーは少し味がありますよ。
生でそのまま、レンジでチンしてそのまま食べても少し甘味がありますね。
ただアスパラに似た味かと言うとわかりませんでした。
プロが栽培すればアスパラの味がするかもしれませんが、、
●茎ブロッコリーはサラダに良いです。
栄養面から言いますと茹でると栄養が水に溶け出して減りますので、
レンジでチンの方が良いですよ。
我が家ではサラダに添えていました。
●茎ブロッコリー(スティックセニョール)育て方(記録)
●8月27日 土作りと肥料
庭で耕したのは約40cm×100cmです。
入れたのは
・有機石灰(ゆうきせっかい)1m2当たり 約150g
酸性の土をアルカリ又は中性にします。
その日に植え付けができます。
・牛糞(ぎゅうふん) 約3ℓ
土を柔らかくして根がよく伸びる為です。
肥料分はほんの少し入っています。
・すくも 約4ℓ
稲のもみ殻で土をフワフワにして根が伸びる為です。
空気や保水も良いです。
私はよく使います。
・鶏糞(けいふん)約120g
窒素、リン、カリウムがバランスよく入っています。
長い期間、肥料が効きます。
・化成肥料(8-8-8)約50g
窒素、リン、カリウムが同じ比率で入っています。
効力は1週間です。
・油粕(あぶらかす)約60g
窒素で葉がよく伸びます。
以上を土と一緒に良く耕しました。
●8月27日 茎ブロッコリー苗を買いました。
ホームセンターで約50円です。
小さくて可愛です。
実生苗ですから去年と同じ場所は連作障害が出て良くないです。
同じところに植えると茎も細くて全体的に背も低くて小さくなります。
※実生苗⇒接木をしないで種から育てたままで価格が安いです。
●茎ブロッコリー 連作障害
連作障害は出ますので、前回と同じ所へ植えない方が良いです(1~2年は我慢です)。
私の経験ですが同じ所へ茎ブロッコリーを植えると成長が悪いです。
茎も細く全体が小さく収穫がとても少ないです。
この後にミニトマトの実生苗を植えても連作障害はでません。
しかし大玉トマトの実生苗を植えると出来が悪いです。
●茎ブロッコリー 農薬
蝶々が卵を産みに来ますから、不織布で防いでいます。
もし青虫(実際は緑色です)がいたら、取るか、スミチオン乳剤でシュッシュッと消毒します。
今回は青虫は来ませんでしたが、過去には来たことがあります。
時々葉が虫に食われていないかチェックが必要です。
果実、野菜など虫との戦いですね。
●8月27日 茎ブロッコリー(スティックセニョール)苗を植えました。
茎が細めですので支柱を立てて紐で結びました。
青虫が来ないようにU字型の支柱に不織布(ふしょくふ)をかぶせました。
不織布の全周端は土に入れておきます。
(土の中から入ってくる虫も、ありますので防いでくれます)
私は怠けて石を置いていました。
さらに風で飛ばされないように不織布の上にも、U字型の支柱で押さえておきます。
●9月19日 だいぶ大きくなりました。
♥この日に茎ブロッコリーへ追肥をしました。
株の周りの土を少し掘って、
化成肥料(8-8-8)を株の周りに約20gをまいて、土を被せておきました。
今後は10日に1度くらいのペースで追肥をしていきました。
ですが冬は成長しないので1ヶ月ぐらいは肥料やりませんでした。
●10月1日 株の高さ約40cmになりました。
順調です。
●10月12日 わき芽が少し出ている。
ここのわき芽(側花蕾:そくからい)が後日収穫できる部分です。
いっぱい出て欲しいです。先が楽しみです。
●10月25日 頂花蕾ができている感じ
順調に育っていて頂花蕾が見えてきました。
●11月6日 頂花蕾(ちょうからい)です。
頂花蕾(一番上にできるつぼみの塊みたいなもの)は、もう少し早めに取っても良いかも。
左の写真で上の葉が潰れたような感じですが、
背が伸びて不織布に当たっている為ですが収穫は問題なしです。
●茎ブロッコリー 収穫時期は
頂花蕾も側花蕾(そくからい=茎の横に出てくる、つぼみの塊みたいなもの=わき芽)も、
500円玉(直径約2cm)になったら収穫ですよ。
●11月8日 初収穫できました。
●12月25日 4本収穫できた
今年は合計10本ぐらいの収穫できました。
●2019年1月6日 4本収穫できました。
背が伸びて不織布にあたって窮屈そう。
でも育ちますよ。
●2019年3月27日 5本以上収穫出来た
今年は合計105本ぐらい収穫しましたよ。
●2019年4月4日 一部花が咲いていた
花も食べれますよ。
この頃暖かくて、今日は20本以上収穫出来ました。
●2019年4月16日 20本程収穫出来た
春ですからね、花が咲き始めました。
もうそろそろ収穫も終わりですよね。
でも十分食べれますよ。
今年は約175本程取れました。
昨年は約10本程取れたので、総合計約185本になりますね。
これだけ収穫できたら大満足です。
●2019年4月20日 株を引っこ抜きました。
この後ミニトマトの実生苗を植えました。
(ミニトマト実生苗には連作障害はないですよ。
しかし大玉トマトの実生苗には連作障害出ますよ)
狭い庭を利用しての栽培ですからね、効率よく回転よくしないとね。
●最後に
・少し甘くて柔らかいですよ。
・虫も来なくて、無農薬で育ちました。
・病気は出ませんでした。
・簡単に失敗なく育てることができました。
・追肥は化成肥料(8-8-8)を株の周りに約20gをまきました。
その後は10日に1度くらいのペースで追肥をしていきました。
冬は1ヶ月ぐらいやりませんでした。
・水やりは葉が「しおれたら」やるぐらいだから簡単です。
冬は水をやりませんでした。
寒い時期は午前中に水をやった方が良いです。
・太陽の良く当たるところが良いです。
(特に秋植え)
・連作障害ありますので、同じ場所に植えないでね。
収穫後、春にミニトマト実生苗を植えましたが、連作障害は出ませんでした。
大玉トマト実生苗は出来が悪かったです。
ので大玉トマトの接木苗なら連作障害は無いように思います。
・最初の成長はなかなかスローな感じです。
・2つ以上植える時の間隔は約50cmぐらいです。
最後まで読んで頂いて有難うございます。