NHKチコちゃんに叱られる
(2020.5.6放送)
蚊取り線香はなぜあの形?
蚊取り線香の渦巻きって何の形?
について放送されました。
教えてくれたのは
大阪市西区
KINCHO 大日本除虫菊(株)
上山久史専務です。
初代社長の、ひ孫になるそうです。
●蚊取り線香の渦巻きって何の形?
●答えは⇒とぐろを巻いた蛇の形です。
蛇がグルグルと「とぐろ」を巻いている、
状態を見て閃(ひらめ)いたそうです。
全く予想外の生き物で驚きですよね。
●開発秘話
時は明治
ヨーロッパから除虫菊が入ってきました。
初代の上山英一郎社長は
積極的に栽培をしていました。
時は明治23年
ついに蚊取り線香を発明しました。
しかし最初の蚊取り線香は、
仏壇の線香みたいに
まっすぐの約20cmです。
煙を出す時間は約40分で、
もっと長く薬成分を出せないか
考えていたそうです。
そして5年が経過した時、
蛇が「とぐろ」を巻いているのを見て、
ヒントを得て渦巻き状にして試作しました。
しかし乾燥後、台から離れないで取り出せず失敗。
そこで網の上で乾燥したら取り出せて成功!
その後さらに工夫改善して
・長さ60cm
・燃焼時間6時間が完成しました。
これでやっと長時間の煙を出せる、
線香に成功しました。
●なぜ蚊は死ぬのか
シロバナムシヨケギク(除虫菊)には
「ピレトリン」という殺虫成分が入っているためです。
●シロバナムシヨケギク(除虫菊)の歴史
ヨーロッパでは14世紀の頃使われていました。
当時はノミ、ダニ退治に使われていました。
まとめ
夏は蚊に刺されて大変ですね。
蚊に刺されると
マラリアと言う感染症になるので、
今でも熱帯の国では必需品だそうです。
最後まで読んで頂いて有難うございます。