九州のラーメンと言えば白い豚骨ラーメンが有名ですね。
でも
なんで九州のラーメンは豚骨なのか?
NHKちこちゃんに叱られる(2023年1月28日放送)
答えは
「杉野さんがいい人だったから」
ん??
詳しくは
九州の福岡の発祥のお店まで
AMEMIYAさんが取材して来ました。
●なんで九州のラーメンは豚骨なの?
●解答は「杉野さんがいい人だったから」
ん!?何の意味か分かりませんね。
教えてくれたのは
福岡の
杉野勝見さんの息子さんで、
今も白い豚骨ラーメンを販売していました。
●白い豚骨ラーメンの生みの親
つまりですね
当時、杉野勝見さんは屋台で茶色の
(味噌ラーメンの色でした)
豚骨ラーメンを販売していたそうです。
時は昭和22年
杉野勝見さんと弟が買い物に出かけました。
母はスープの火加減を頼まれました。
しかし母は火加減を間違えて、
煮立たせたらいけないのに、
強火で煮込んだスープは、
真っ白に濁ってしまいました。
勝見さんは母を責めましたが
(実は勝見さんはスマートボールで、
遊んでいたそうです)
失敗だ!捨てるしかない!っと思ったそうです。
でも試しにタレを加えて一口飲むと、
コクが深まり美味しくなっていました。
これが白い豚骨ラーメンスープの誕生の瞬間ですね。
●でもなぜ九州全体に広がったのか?
この白い豚骨ラーメンを店に出すと、
すぐ大人気で大繁盛しました。
当時は終戦直後で無職の人が多く屋台に、
仕事を求めて集まる状況でした。
杉野さんはそんな人達に作り方を教えまくりました。
材料から細かな分量まで惜しげもなく教えたので、
弟子の数は100人以上になりました。
弟子たちがやがて各地に店を出して、
九州中に広まったそうです。
●簡単にラーメンの歴史は
教えてくれたのは
立命館大学 准教授
鎌谷かおる先生です。
ラーメンには
醬油、塩、みそ等いろんな味がありますが、
九州では
博多ラーメン、熊本ラーメン、鹿児島ラーメン
等がありますが
豚骨をベースにしたラーメンです。
日本人が一般家庭で広く
豚肉を食べるようになったのは、
明治以降なのです。
江戸時代では琉球、薩摩では
豚を飼育していたそうです。
訳はアジア圏の食文化の影響を受けて来たからです。
●そもそも豚骨ラーメンが生まれたのは
誕生したのは昭和12年福岡の久留米の
屋台(南京千両)が発祥とされます。
店主の宮本時男さんは、当時関東で流行っていた、
中華ソバと長崎ちゃんぽんをヒントに、
豚骨ベースのスープを作りました。
当時ラーメンと言えば鶏がらスープが一般的だったが、
宮本さんは豚骨ベースの長崎ちゃんぽんから発想して
豚骨ラーメンを作りました。
でもこの頃は白く濁ってはいませんでした。
この時は茶色っぽい
(味噌ラーメンと同じような色でした)色でした。
この後は
上に書きましたが
時は昭和22年
杉野勝見さんの
お母さんのミスで
白い豚骨ラーメンが誕生しましたね。
まとめ
うっかり失敗したことが
大発明に繋がった訳ですよね。
白い豚骨ラーメン食べたくなりましたね。
インスタントで再現、味わってみたいです。
最後まで読んで頂いて有難うございます。