きまって冬になると乾いた咳が出る。
28歳の男性は
鳥関連過敏性肺炎になりました。
悪化すると治らない怖い肺の病気です。
番組では原因と対策、
について紹介されました。
教えてくれたのは、
神奈川県平塚共済病院
稲瀬直彦 院長です。
(主治医が見つかる診療所
命を脅かすセキの原因は?2020年12月12日放送)
より紹介します。
♥羽毛の布団・ダウンが原因で鳥関連過敏性肺炎に!予防と対策は
●病気になる前の症状
両親と暮らす28歳の男性です。
寒い冬の期間だけ咳が出ます。
暖かくなると咳は出ないので、
気にしていませんでした。
普段は羽毛のハタキで車を掃除したり、
冬は羽毛布団で寝ていました。
冬のある日、自宅で倒れました。
医師に診てもらったら、
過敏性肺炎でした。
この男性はしばらくは、
酸素チューブの生活が続きました。
※過敏性肺炎とは
肺胞や細い気道の内部に発生する炎症で、
ウイルス、化学物質、細菌、などを繰り返し、
吸い込んで起きるアレルギー反応が原因です。
ひどい時は死亡する事もあるそうです。
<最終的にこの男性の病名は、>
原因が鳥によるので、
鳥関連過敏性肺炎の病名が付きました。
♥鳥関連過敏性肺炎になった原因
鳥のフンや羽等に含まれる極小な粒子が、
肺に入るとアレルギー反応を起こして、
肺の機能が低下します。
しかも毎日吸い続けることで、
呼吸困難な状況になるそうです。
今回の男性は
毎日寝る時に使っていた羽毛布団から、
出る粉を毎日吸っているうちに、
アレルギー物質を吸い込んで
いたのですね。
それで咳が止まらなかったのです。
更にもう1つ、
羽毛のハタキで車の掃除をしていたのも原因でした。
このように
♥鳥関連過敏性肺炎の原因としては
・羽毛布団で寝る。
・羽毛のハタキで掃除をする。
・羽毛のダウンジャケットを着る。
・鳥(インコ等)を飼っている。
という事でした。
♥鳥関連過敏性肺炎の対策としては
・羽毛布団で寝ない。
・羽毛のハタキで掃除をしない。
・羽毛のダウンジャケットを着ない。
・鳥(インコ等)を飼わない。
になりますね。
つまり
アレルギー体質にもよりますが、
鳥や羽に近づかないことですね。
♥ゲストから医師に質問が出ました。
(問)
1年中、羽毛布団で寝ていますが大丈夫ですか?
(答え)
布団は使っているうちに、
どんどんホコリ成分が無くなっていきます。
ですのでアレルギーのも元は羽に付いている、
フケみたいなもので落ちれば害は減っていきます。
♥国内の鳥関連過敏性肺炎 患者数は?
6000人ぐらいですね。
2万人に1人の割合ですね。
羽毛布団や、羽毛ダウンジャケットを、
使用する時に咳が出る人は、
鳥関連過敏性肺炎にかかっている、
可能性がありますね。
※今では羽毛を洗浄して密閉性の高い、
布で作りますので、
アレルギーの人に優しい商品作りが、
行われているそうです。
(良かったですね)
でも100%ではないですね。
♥まとめ
個人差があるものの、
鳥、羽毛から発症しますね。
冬場に咳が出る人は、
医師に診てもらうのが良いですね。
♥こちらの記事も参考になります。
↓ ↓ ↓
【知らないと危険】加湿器が原因で過敏性肺炎(加湿器肺)に!予防と対策
最後まで読んで頂いて有難うございます。