2019年11月29日放送のNHKチコちゃんに叱られる!
でクリスマスプレゼントを靴下に入れるのはなぜ?
について紹介されました。
教えてくれたのは神奈川県川崎市
専修大学文学部教授の 道家英穂さんです。
答えは
金貨が干してある靴下に入ったからです。
これにはちょっとした感動の物語がありました。
そもそもサンタクロースのモデルになったのは、
聖・ニコラウスという人で、
今から1700年前(4世紀)の小アジアで、
キリスト教の司教をしていた人の名前です。
サンタクロースの名前の由来は
オランダ語で
シントゥ・ニコラース
↓
サンテニコラース
↓
サンタクローズ
↓
サンタクロース
に名前が変わったそうです。
サンタクロース靴下には感動の物語がありました
昔々 ニコラウスというキリスト教の司教をしていた人が、
小アジアの古代都市のミュラ(現在のトルコ・デムレ)に住んでいました。
ニコラウスはキリスト教の教えを説き優しい人でした。
ニコラスの近所に貧しい生活をしている家族がいました。
父親は3人の娘に嫁入り道具を用意できませんでした。
ある時父親は娘を売りに出そうと考えました。
それを聞いたニコラウスはもう黙ってはおれません。
ニコラウスは真夜中に娘の家に行きて、
こっそり金貨を投げ入れました。
娘は靴下を干していました。
すると金貨はその靴下の中へ、
偶然ですが見事に入ったそうです。
よく朝靴下の金貨を見つけた家族はとても喜びました。
その結果長女は無事に嫁入りすることができました。
そして次女、三女にも金貨を窓から投げ入れました。
こうして3人の娘は嫁に行くことができました。
めでたしめでたし。
この伝説を元にサンタクロースが、
靴下にプレゼントを入れるような文化が、
定着していったそうです。
※ニコラウスは煙突から金貨を入れたという説もあります。
ニコラウスが3人目の娘に金貨を投げ入れ時に、
お父さんに見つかったそうです
日本ではいつ広まったの?
日本の文献にサンタクロースが登場するのは明治33年です。
北國の老爺三太九郎(ほくこくのおやじさんたくろう)と言う名でした。
当時はトナカイではなくてロバでした。
プレゼントを入れるのは袋ではなくて、かごでした。
そして明治末期以後はサンタクロースの情報も、
広まっていき現在とほぼ同じようなサンタクロースになりました。
そして日本中にクリスマスの文化を一気に広めたのが、
テレビの奥様は魔女です。
昭和41年に放送されたアメリカのホームドラマを、
見てクリスマス プレゼント、クリスマスケーキ、クリスマスツリー、
プレゼントを靴下に入れるようになりました。
最後に
心暖まる物語があったんですね。
小さい頃は親がサンタとは気が付きませんでしたね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。