おでん用の大根「味福」を種まきから、
収穫まで育てた食べた体験談です。
(大根の苗は売っていません、種から育てます)
9月に種を蒔き12月に収穫しました。
栽培は簡単ですが土によっては、
小さくなることもあります。
おでんに向く大根はサイズが短かいですが、
柔らかく味が染み込みやすいのが特徴です。
ちょっと高級感がある舌触りですね。
♥おでん用大根「味福」種まきから育て収穫した栽培記録
種をまいてから約80日で収穫できました。
栽培方位は普通の大根と変わりません。
♥おでん用大根「味福」 肥料と土作り
・土 庭の土を使いました。
畑の土でないので肥えてはいません。
各肥料等は適当です。
正確に測ってはいません。
片手で1握りが約40g程度としています。
・有機石灰 約100g(1m2あたり)
耕したらすぐ植えても良いです。
(苦土石灰、石灰は耕してから、
10日~2週間ほどしてから、
植えたほうが良いです)
・化成肥料(8-8-8) 約100g(1m2あたり)
・牛ふん 約5ℓ(1m2あたり)
微生物が少し入っていて土が柔くなります。
肥料分はあまりありません。
・鶏ふん 約100g(1m2あたり)
・すくも(もみ殻) 3ℓ程度(1m2あたり)
土がふんわりします。
(手に入ればですね)
以上を土と一緒に耕しました。
土は少し高くして、
約30cmの深さになりました。
※すくも は植えた後に土の上にまけば、
乾燥防止、雑草防止、保温効果、
雨が降った時に土が跳ね返って、
葉に付かないので病気予防に役立ちます。
(手に入れば藁(わら)でも良いですね)
♥おでん用大根「味福」育て方(栽培記録)
♥間引きの基本
①深さ1cmぐらいに、大きな種を4粒まく
②双葉が開いたら3本に間引く
③本葉が2~3枚で2本に間引く
④本葉が5~6枚で1本に間引く
株と株の間は約30cm
♥2020年9月 買いました
♥2020年9月9日 種まきをしました
深さ1cmぐらいの穴を開けて
4粒の大きい種を入れます。
種同士は、くっつかないようにします。
土をかけて、少し押さえます。
もみ殻(もみがら)を被せて、水をかけました。
双葉が出るまで土が乾かないように注意します。
♥2020年9月13日 芽が出てきた。
4日で芽が出てきました。
大根の発芽率は高いですね。
♥2020年9月15日
少し間引きました
♥2020年9月21日
順調に育っています。
♥2020年9月27日
中には調子の悪いのもあります。
雨で葉が弱ったか、虫に食われた感じです。
♥2020年10月1日
間引いて株の回りに化成肥料をやって土をかぶせました。
虫がいました体長約1.5cmで
緑色で青虫ですね。
(まだ蝶々は飛んできます。)
できれば不織布(ふしょくふ)等をかけるといいですね。
♥2020年10月5日
順調に育っています。
♥2020年10月9日
虫に食われています。
このまま成長するのを待つ事にしました。
♥2020年10月15日
葉を食われているので、又新しく種を蒔いた。
順調に育っているのは少しです。
♥2020年11月1日
直径2~3cmに太ってきた。
それに合わせて土が少し割れてきました。
葉を食べられたのは成長が遅いです。
♥2020年11月3日
追加して新しく種を蒔いた
(結果的に大きのは取れませんでした)
♥2020年11月11日
株の太さが約3cmになった。
化成肥料をやった
♥2020年11月24日
順調です。期待ができますね。
♥2020年12月2日
初収穫です。やったー!
3ヶ月近くかかりました。
種の袋に書いてあったけどやはり小さいですね。
太いところで直径約6.5cm
長さ約22cm
土が良ければもう少し
大きくなったと思います。
♥おでん用大根の味は
生で食べてみました。
普通の大根の味でした。
少し苦みがあって好んでは食べれないですね。
レンジで加熱すると甘くなって食べやすいです。
(ちょっと干し大根に似た感じです)
※(煮物向きの品種であり、
肉質は柔らかく、
緻密で煮崩れしにくいそうです。)
♥おでんとして食べた味は
柔らかいです。
近所にあげたらやはり柔らかいと言っていました。
自分でも栽培してみたいと言っていました。
どうやら、柔くて、味が染み込みやすいようです。
♥土寄せは
最初は小さいので、風や、雨で倒れやすいので、
優しく土寄せをしていました。
肥料をやった時には土寄せをしていました。
♥連作障害は
これも気になりますね。
私は毎年大根を作ってないので、
詳しくはないですが、
連作障害はほとんどないようです。
♥栽培して思った事
栽培は簡単ですが、
虫が来るので全部が順調に、
育つわけではありません。
再度、種を蒔いたりしました。
虫の捕殺が大事ですね。
♥おでん用大根 追肥は
間引いて1本にしてから、
化成肥料を株元に10日~2週間おきぐらいに
やって土をかぶせました。(土寄せですね)
♥農薬
青虫を捕獲すれば農薬は、
全く使わなくても栽培できます。
又スミチオン乳剤を薄めて、
スプレーで退治する方法もあります。
またカバーをかけて蝶ちょが、
来ないようにする方法もあります。
♥おでん用大根 青虫
時期的に蝶ちょが来て卵を葉に産んで、
幼虫となって青虫となって、葉を食べます。
ので見つけたら捕獲します。
葉を食われて再度種を蒔きましたが、
寒くなるので収穫は小さいですね。
♥保存方法
・畑に栽培している状態で葉だけ切る。
・葉を切り落として土に埋めて土を被せる。
(大根と大根は触れないようにします。
触れると腐れやすいです)
・葉を切り落として新聞紙で包んで物置等で保存する。
・葉を切り落として、すくも(もみ殻)の中に入れる。
※葉を切らないと中の栄養を奪って不味くなります。
♥植え替え
植え替えをすると上手く育ちません。
するなら土ごと移植します。
ニンジンも同じです。
まとめ
おでん用大根は葉を食われなかったら、
サイズ的に立派でもなくても、
誰でも栽培できます。
葉は菜飯に使うと美味しいですよ。
最後まで読んで頂いて有難うございます。