新説!所JAPAN(2020年1月27日放送)の
今、回転寿司に異変?では
「フルーツブリ」の「すだちブリ」が大人気です。
食べると「ブリ」だけどフルーツの味がして美味しいそうです。
この他謎の「フルーツブリ」について、
大分県の「かぼすぶり」が紹介されました。
レポーターは料理得意芸人の
ロバート馬場さんです。
フルーツブリが大人気
●今、くら寿司の回転寿司では「すだちぶり」が大人気です。
なぜって?フルーツの「すだち」の味がするからです。
「すだち」が好きな人には、めちゃくちゃ美味しいそうです。
「すだちぶり」って、もしかしてブリの上から、
「すだち」の汁をかけていると思いませんか?
でも店の話では
ブリの刺身に「すだち」をかけたり、漬けたりもしていません。
答えは
ぶりの餌に「すだち」を与えているそうです。
値段は
すだちぶり 一貫110円
このように大人気の「フルーツぶり」について
料理得意芸人のロバート馬場さんが、現地取材でレポートしてくれました。
大分県臼杵市(うすきし)のかぼすぶり
向かったのは「かぼすぶり」で町が活性化した、
大分県臼杵市(うすきし)です。
臼杵市では「カボス」の生産量がダントツの日本一です。
そこで余った「かぼす」の皮を餌として「ぶり」に与えた訳なんですね
●かぼすぶり値段は
地元のスーパーを覗いてみると
かぼすブリがたくさんありました。
・養殖かぼすぶり 100g当たり 295円。
・天然ぶり 100g当たり 195円。
なんと養殖かぼすブリの方が約1.5倍高いですね。
これは高級な魚ですよね。
馬場さんは船に乗せてもらって養殖場に到着。
そこではブリの餌に、
冷凍イワシ+魚粉+さらにカボスの粉末を混ぜて与えていました。
※カボス粉末=大分県産のかぼすを絞って残った皮の部分。
馬場さんは養殖場の社長の好意で、かぼすぶりを3枚にさばきました。
ちなみにこのかぼすぶりは6.2 kg で約1万円するそうです。
(スーパーで買うときの値段?セリの値段?)
馬場さんが、かぼすぶりを実際に食べた感想は
ハラミ部分を食べていました。
脂の多いトロみたいな部分ですね。
「やばいですね
脂がすげー乗っている
魚臭さが全くない
大トロを食べているような脂の乗り」
と興奮気味でした
●そもそもフルーツぶりとは
鰤(ぶり)の餌にフルーツ(果物)の、皮などを与えて養殖したぶりですね。
食べるとフルーツの味がして美味しいそうです。
●フルーツぶりの種類は
どれも餌にフルーツを与えていますね。
・かぼすぶり
大分県臼杵市
・みかんぶり
愛媛県
・マンゴーぶり
宮崎県
(こんなのあったの!驚きです)
・トマトぶり
愛媛県
(これも驚きです)
・柚子鰤王(ゆずぶりおう)
鹿児島県
かぼすを養殖の餌にした理由は
ブリは血合いの部分が変色するのが欠点です。
すぐ傷むのでなかなか売りにくい魚でした。
そこで2007年に県と漁業協同組合が研究を始めました。
結果カボスのポリフェノールやビタミン C などが、
ブリの酸化を遅らせる効果がわかりました。
さらにカボスの「リモネン」という成分が、
生臭ささをとって、味も美味しくなったそうです。
美味しさの秘密がやっとわかりました。
ぶりは成長によって呼び名が変わります。
出世魚(しゅっせうお)を代表する魚です。
例えば東京辺りでは
~20cm ワカシ
40cm前後 イナダ
60cm前後 ワラサ
90cm~ ぶり
です
まとめ
近くのスーパーに行きた時にはよく見てみます。
冬はぶりに限らず、脂がのって美味しい時期ですね。
ハラミ部分は刺身でなくても、
脂があって柔くて、加熱しても美味しいですよ。
最後まで読んで頂いて有難うございます。