「純白ゴーヤー」の苗をホームセンターで見つけました。
苦味が少ないからサラダにも良いと書いてありました。
緑色のゴーヤーなら食べた事ありますが少し苦いですね。
我が家ではゴーヤーチャンプルで食べていましたが、
苦味が少ないなら生で食べれるし、子供も食べやすいはずと思い買って育てました。
果たして味はどうなのでしょうか?
●純白ゴーヤーの味はどうなの
純白ゴーヤーも白ゴーヤーも味は同じようです。
生で食べてみました。
苦味は確かに少ないです。薄くスライスすればサラダに添えて食べれますよ。
もちろんゴーヤーチャンプルでも良いですね。
ただ好みによっては、苦味が少ない分、ちょっと物足りないと思う人もいるかもしれませんね。
そんな感じですね。
♥綿のような部分の味は
ほとんどないです。苦いかなと想像していましたが全くしません。
甘くも、辛くも、酸っぱくもないです。
種も殻は硬いですが中は白いものが入っていて、
柔くあまり味がないです。味のないナッツとも言えますね。
●白ゴーヤー レシピ(メニュー)
ゴーヤーチャンプルは有名なので、
ここでは味噌汁を作りましたのでご紹介します。
(実はテレビで見たのですが沖縄の人の食べ方です)
♥純白ゴーヤー 綿、種入り味噌汁 レシピ
1、ゴーヤーを縦に半分に切って、スプーンで種と綿をすくって取る。
2、食べやすいように一口サイズに切る。
種が切れても構いません。
3、普通の味噌汁に上記の綿、種を入れます。
4、火が通ったら完成です。
5、食べると綿は「麸(ふ)」によく似た感じ、食感です。
6、種は少し硬いけど、噛めますね。でもあまり合わない感じでした。
●純白ゴーヤー(白ゴーヤー)栽培記録
●5月7日 純白ゴーヤーの接木苗を買いました。
ホームセンターで約180円です。
●私がした土づくりと肥料は
耕したのは約30×30cmぐらいです。
入れたのは
・有機石灰(ゆうきせっかい)1m2当たり 約100g
・牛糞(ぎゅうふん) 約2ℓ
牛の糞です。肥料というより土を柔らかくして根が伸びやすいです)
・すくも 約2ℓ
稲のもみ殻で土を柔らかくして根がよく伸びます。保水、空気が土に入って良いです。
・鶏糞(けいふん)約100g
窒素、リン、カリウムがバランスよく入っています。一番リンが多いです。
・化成肥料(8-8-8)約40g
窒素、リン、カリウムが同じ比率で入っています。
・油粕(あぶらかす)約40g
窒素で葉がよく伸びます。
を入れて良く耕します。
●5月8日 植えました。
この頃が植える時期ですね。寒さには弱い感じです。
苗を入れる穴を開けて水を入れて、苗を植えます。
この時、接木部分は土の中に入れないでね。
植えた後、「すくも」を敷きました。
目的は
乾燥予防、保温、雑草予防、雨が降った時に土が跳ね上がって、葉に付くと病気になりやすいので防ぎます。
純白ゴーヤーは白ゴーヤー、緑のゴーヤーと同じく、ネットをして、つるが絡むようにしますが、私はフェンスを利用する事にしました。
●5月21日 5-6節で親つるを切った(摘心)
これで子つる、孫つるが伸びてきて沢山収穫できるはずですね。
白い布でカバーして保温などに良いですよ。
●6月20日 60cmほど伸びました。
●6月24日 1m程伸びました。
つぼみもあります。もう少しで花が咲きそうです。
花が咲くと実がなりますから期待できますね。
葉に近づくとゴーヤーの臭いがします。
●7月4日 花が初めて咲いた。
しかし雄しべで、ちょっとがっくり、
●7月14日 最初の人工授粉をした
これまでは雄しべばかり咲いていて、なかなか雌しべが咲かないです。
これだと実がつかないと心配していたが、やっと雌しべが咲いてほっとしました。
雄しべは沢山咲きますが、雌しべは極端に少ないです。
しかも意外に細いつるで0.8mmぐらいです。
私は住宅街に住んでいますが数百メートル行けば農家があります。
農家の人に聞いたらゴーヤーは人工授粉しなくても、沢山実がつくと言っていました。
しかし私は1本だけ植えたので、確実に実をつけたいので人工授粉をしました。
●7月18日人工授粉成功したみたい。
約3cmに大きくなっている。これならいけそうです。
他に2番目の雌しべが咲いたので人工受粉しました。
夕方雨が降りそうなのでスーパーのトレイを利用して
雌しべが濡れないようにカバーをしました。
●7月19日 純白ゴーヤー追肥
これから実が大きくなるので株元周りにに化成肥料(8-8-8)を約20g入れました。
この後もだいたい10日~2週間ぐらいで追肥をやりました。
●7月23日段々大きくなった
1番目の白ゴーヤは約5cm、2番目は約3cmになった。順調で嬉しいです。
●7月30日 初収穫 約16cm
買った時の説明では20cmと書いてありました。
しかしいくら待ってもこれ以上大きくならなので収穫しました。
まぁ最初から大きくすると疲れるそうだからこれで良いと思いました。
わずか2mmぐらいの細いつるが純白ゴーヤーを支えていたので、
ちょっと心配していましが大丈夫でほっとしました。
もう約4m近く伸びたので、一番先端部分を2cm程切りました。
こうすればさらにわき芽のつるが出て来て花が咲きます。
●8月17日 ついに20cmを収穫
3本目でついに長さ20cmになりました。
ヤッター!私にもできたという達成感でいっぱいです。
●最後に
・純白ゴーヤー栽培は簡単で、しかも無農薬で育ちます。
・純白ゴーヤーは病気にもならず健康でした。
・虫も来ません。
植えたばかりは茎が柔らかく美味しいのか、ダンゴムシに食われた事もあります。
最初の頃は気をつけたほうが良いです。
・鳥に食べられたこともなかったです。
・追肥は10日~2週間に1回、約20gをしました。(化成肥料8-8-8)
・いつまでも収穫をしないでいると、
黄色くなるので少し早めに取るほうが柔らかい感じです。
(種を取って来年植えるなら、わざと黄色くなるまで取らないそうです。
キューリと似ていそうです)
・実生苗(みしょうなえ)は連作障害が
あるので同じ場所に植えない方が良いです。
接木苗(つぎきなえ)なら同じ場所でも大丈夫です。
・よく緑のカーテンとして家庭に植えてあります。
夏は部屋が涼しいですし、沢山食べれて良いですよ。
最後まで読んで頂いて有難うございます。