無意識に使っている
余計な一言を、
嫌われワードを、
好かれるワードに言い換えると、
人間関係がスムーズになります。
(世界一受けたい授業
2022年2月12日放送)
普段何気なく使っている言葉が、
相手をイラっとさせています。
教えてくれるのは、
2020年 年間ベストセラー9位
「言いかえ図鑑」の
著者 大野萌子先生です。
世界一受けたい授業 余計な一言を言ってしまう 直し方
1.職場で上司と部下の会話ですね
♥嫌われワード
「なる早」
悪い会話例
「山口くん!この書類、
なる早(なるべく早く)でまとめてくれる?」
♥好かれるワード
「あす10時までに」
良い会話例
「山口くん!この書類、明日10時までに
まとめてくれる? 」
大野萌子先生解説
部下はいつまでにしたら良いか悩むので、
期日をはっきり伝えるのがコツです。
2.旧友が街で会った時の会話ですね
♥嫌われワード
「私のこと覚えている?」
悪い会話例
「あれ○○さん久しぶり、友近!
愛媛時代テニスをやっていた、
愛媛のナブラチロワって言われた、
試合にはマッケンロー、、、」
「え~誰だっけ、、」
♥好かれるワード
「先に自分の名前を名乗る」
良い会話例
「あれ!友近、友近よ!○○さん久しぶり、
愛媛時代テニスをやっていた、、、」
大野萌子先生解説
「私のこと覚えてる?」は、
相手の記憶を試す事になり、
不快にさせる事になります。
3.職場で上司と部下の会話ですね
♥嫌われワード
「今夜空いてる?」
※番組では会話例はありませんでした。
上記の「私のこと覚えている?」に
関連して紹介されたので、、
♥好かれるワード
「今夜一緒にご飯どう?」
大野萌子先生解説
何を目的に聞いているのかわからず、
相手を試すような言い方になります。
先に用件を言うのが鉄則です。
4.職場で先輩と後輩の会話ですね
♥嫌われワード
「私も同じだからわかる」
悪い会話例
「私の上司の山崎部長、
私に当たり強くてさ 辛いんだよね」
「私も同じだからわかる わかる」
♥好かれるワード
「同じじゃないけど分かるような気がする」
良い会話例
「私の上司の山崎部長、私に当たり
強くてさ 辛いんだよね」
「同じじゃないけど分かるような気がする」
大野萌子先生解説
相手の体験と自分の体験は別物です。
お前に何がわかるかと、
反感を買うことになります。
分かる気がすると言って、
距離感を保つ事が大切です。
5.職場で上司と部下の会話ですね
♥嫌われワード
「なるほど」
悪い会話例
「商談相手に持っていく手土産は、
小分けされたお菓子が良いよ」
「なるほどなるほど」
「どら焼きとかベタだけど喜ばれる」
「あーなるほどなるほどなるほど」
「日持ちするものが良いかも」
「なるほどなるほどなるほど」
♥好かれるワード
「そうなんですよね」
良い会話例
「商談相手に持っていく手土産は、
小分けされたお菓子が良いよ」
「そうなんですね、」
「どら焼きとかベタだけど喜ばれる、
日持ちするものが良いかも」
「小分けがいいですね」
大野萌子先生解説
「なるほど」を何回も言うと、
上の空で他人事になります。
「そうなんですね」
「小分けがいいですね」
相手の言った事を受け止めて、
内容を具体的に繰り返すと、
理解した事を相手に伝える事ができて
安心させる事ができます。
6.先輩、後輩の会話ですね
♥嫌われワード
「自慢じゃないけど」
悪い会話例
「最近八丁味噌にはまってんのよ、
何か隠し味入っているなと思ったら、
大体八丁味噌入ってる。
バカ話はいいんだけど、
これ自慢じゃないけどさぁ、
私営業成績で全国1位取ったことあるのよ。」
「はぁ?」
♥好かれるワード
「ちょっと自慢していい?」
良い会話例
「ちょっと自慢して良い?
私し営業成績で全国1位取ったことあるのよ」
大野萌子先生解説
ストレートに自慢をした方が嫌味に
なりません。
短く終わらせるのがコツです。
7.先輩、後輩の会話ですね
♥嫌われワード
「言ってくれれば良かったのに」
悪い会話例
「ももちゃんどうしたの?昨日会社休んで」
「実は彼氏と別れたショックで、
1週間ご飯を食べていないのよ」
「何で言ってくれないの?
私に言ってよ そういうの!
言って欲しいって」
「はぁ」
♥好かれるワード
「役に立てる事があったら言ってね」
良い会話例
「そうだったんだ、、
何か役に立てる事があったら言ってね」
「ありがとう 」
大野萌子先生解説
仲良しでも相手の事情があるので、
相談しなかった相手を責めないで、
今後何かあったら話して欲しいと伝えると良い.
相手は責められた気持ちになりますね。
8.職場で上司と部下の会話ですね
♥嫌われワード
「何でこんなミスしたの?」
悪い会話例
「申し訳ありません」
「山口君、先方凄く怒ってるよ、
何でこんなミスしたの? 何で?
どうして? ねぇ?」
♥好かれるワード
「どうしたら今後ミスを防げそう?」
良い会話例
「申し訳ありません」
「どうしたら今後ミスを防げそう?」
大野萌子先生解説
責めるとミスで落ち込んだ相手を困惑させます。
過去に起きた事を責める人は嫌われます。
逆に未来に向けた話をする人は好かれます。
9.親子の会話ですね
♥嫌われワード
「恥ずかしいからやめなさい」
悪い会話例
「ちょっと、こうちゃん、
こぼして 汚い もう!
恥ずかしいから綺麗に食べなさい」
「ごめんなさい」
♥好かれるワード
「○○した方が素敵だよ」
良い会話例
「ちょっと、こうちゃん、
綺麗に食べた方が素敵だよ」
「うん」
大野萌子先生解説
子供は別に恥ずかしくないので、
うるさいとしか思いません。
否定言葉を使うより肯定言葉を使うと、
相手が安心して聞き入れやすくなります。
コミュニケーションの上手な人は、
肯定言葉を上手に使用します。
10.友達の会話ですね
♥嫌われワード
「でもさぁ」
悪い会話例
「ねぇねぇ あのドラマ超面白くない?」
「う~ん でもさぁあの役者の演技がさぁ」
♥好かれるワード
「肯定した後に、「でもさぁ」 を使う」
良い会話例
「ねぇねぇ あのドラマ超面白くない?」
「ストーリー最高だよね!
でもあの役者の演技がさぁ、
でもドラマ自体は面白いね」
大野萌子先生解説
でもさぁ はあなたの意見を否定して、
言うようなものです。
いわば宣戦布告のようなものです。
話の初めに使うのは基本NGです。
一度肯定した後に意見を言いましょう。
11.職場で上司と部下の会話ですね
♥嫌われワード
「その話を聞いた」
悪い会話例
「こないだ山田課長がゴルフ場で、
池に落ちた話し、したっけ?」
「あっその話前にも聞きましたよ」
♥好かれるワード
「○○の話ですよね、すごいですよね」
他にも
「この話大好きです」
良い会話例
「こないだ山田課長がゴルフ場で、
池に落ちた話し、したっけ?」
「ゴルフの話ですよね、すごいですよね」
大野萌子先生解説
プラスの感想を付け加える事で、
話しを覚えてくれたと思い喜んでくれます。
まとめ
コミュニケーションの上手い人は、
相手に対して共感、肯定してあげることで
人間関係がスムーズになりますね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。