2020年5月16日放送の世界一受けたい授業で
親子で楽しめる絵本と題して、
2020年3月に日本で発売されて話題になった、
フランスの絵本
「ママはかいぞく」の紹介です。
これは実話で
カリーヌ・シュリュグさんが
乳がんと戦った物語を絵本にしたものです。
現在も元気で暮らしていますね。
紹介してくれたのは又吉直樹さんです。
フランスの絵本「ママはかいぞく」内容
乳がん発症から4年、
再発もなく4人の息子と元気に暮らしていますよ。
現在46歳です。
「ママはかいぞく」ストーリー
僕のママは海賊なんだ。
ママは 何ヶ月も前から、
宝の島を目指す旅をしています。
宝の島を見つけるのには、
とても時間がかかるのよ。
でも仲間と チームを作ったの、
頼りになる船長もいるわ。
海賊は傷だらけ、
ママにも傷がある
これは初めての戦いでできた傷。
ママは胸の傷をちょっと見せてくれた。
そして木曜日の朝ママは再び海へ。
<この物語の裏のテーマ>
実は乳がんと闘うママの実話です。
ママは海賊
胸の傷は 手術の後
船長は主治医ですね
ママを海賊に例えて、
子供を悲しませないように書いてあります。
その夜帰ってきたママは、
海が荒れて船がすごく揺れたのよ
すっかり酔っちゃった。
そう言うとトイレで吐いてしまいました 。
パパが作った料理も食べませんでした。
でもママは少しずつ元気になってきました。
頭には綺麗なバンダナを巻くようになった。
海賊ってね、 シラミがつかないように髪の毛を剃るのよ。
海賊でいるのって、とてつもなく疲れるみたい。
僕が学校から帰ってきても
ベッドにいることが多いんだ。
そんな時僕はママにお水を持っていく、
コップとコップを合わせて海賊風に乾杯!
そんなある日、
ママが今日はニコニコしながら帰ってきた。
戦いに勝ったんだ!
ママはもうバンダナを巻かなくなった。
海へ出るのももう終わり、
ママの胸にはまだ傷がある。
でも顔色はスッカリ良くなり、
髪の毛もフサフサ
きっと潮風のおかげね。
※バンダナ⇒デザインされた四角な布で、
首、頭に巻いたりハンカチとして使います。
まぁ大きな綺麗なハンカチですね。
<又吉さんは>
「子供と楽しむ絵本だから、
日本だからこそ病気の辛い話を、
しっかり描くことが大切なんです。
少しでも
僕が現実を学ぶ機会になれば、
絵本で書いた意味があります」
まとめ
乳がんとの戦いで勝ってほんとに良かったですね。
最後が幸せな終わりで良かったですね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。