健康カプセル!ゲンキの時間
睡眠&いびきの改善方法について放送
(2020年11月22日)されました。
夫のいびきで奥さんが別室で寝たり、
深刻な悩みが浮かんできました。
いびきの原因と意外な3つの改善方法を、
教えてくれたのは、
RESM新横浜
睡眠・呼吸メディカルケアクリニック
白濱龍太郎 院長・医学博士です。
●3つの いびき改善方法
番組では62歳の男性が3日間挑戦していました。
1)トリプトファンの多い朝食にする
トリプトファンが多い食品を食べると、
メラトニンに変化して、
睡眠の質が良くなるホルモンに変化する。
※朝、昼、夜では朝食が良いそうです。
<トリプトファンの多い食品は>
・バナナ
・納豆ご飯
・卵焼き
・味噌汁
2)横向きに寝る
(特別な枕で仰向きに寝ていると、
センサーがいびきの音を検知して、
空気で枕が膨らんで、
頭が横になる枕を使用していました。)
仰向け寝から横向け寝になると、
気道が広がっていびきが止まる仕掛けですね。
※抱き枕を使うのも良いそうです。
3)ノンアルコールビールを利用
番組では夕食に、350ml1缶を召し上がっていました。
※ビールはアルコールの影響で、
逆にいびきをかきやすくなるので、
飲まないほうが良いです。
●3日間の結果は
・最大血圧値
前(130)
後(110)
・血中酸素濃度(最低値)
前(81.1%)
後(85.4%)
いずれも良い方向に改善されていました。
●いびきの原因は
元々アジア人は顎が小さくて気道が狭いです。
寝ている時に、
気道を無理やり空気が通るので、
いびきが出るそうです。
そして加齢、飲酒、疲労等で⇒
舌や口の筋肉が緩んで喉の方へ下がる⇒
気道が狭くなって、いびきをかきやすくなる。
酸素がしっかり取り込めなくなって、
酸素濃度が80%ぐらいになる⇒
睡眠時無呼吸症候群なる⇒
高血圧や心臓に悪影響がある(心不全、不整脈、狭心症、心筋梗塞)⇒
突然死になりやすい。
※酸素濃度が80%=これはエベレスト登頂と同じレベル。
先生は睡眠中にエベレストに行きたようなもの、と言っていました。
●まとめ
3日間の結果は
酸素濃度、血圧も下がっていました。
奥さんが静かになって、
眠れるようになったそうです。
最後まで読んで頂いて有難うございます。