2019年7月28日放送の健康カプセル!ゲンキの時間で、
夏の脳梗塞から命を守る対策として、
元気ニコニコ体操、食べ物について紹介されました。
リサーチ役はU字工事の福田薫さん益子卓郎さんでした。
教えてくれたのは杏林大学医学部 脳卒中医学教室 脳卒中センター長教授
医学博士 平野照之先生です。
夏に限らず普段から知っておくととても役にたちますよ。
夏の脳梗塞の症状とは?
夏は脳梗塞になりやすく、
脳梗塞の症状には前触れがあって気がつくこともあると言います。
例えばですね
・コーヒーを飲んでいると、よだれみたいに口からこぼす。
自分では気がつかず周りの人に注意された。
・一時的な麻痺は典型的な予兆です。
・日本語にはなっていなくて宇宙人の言葉に感じた。
医学では失語(しつご)と言いますが、声は出ていても意味を持たない。
ろれつが回らないとは別の状態です。
・お米に一切手をつけなくなった。
右ききで左にご飯、右に味噌汁、お菜が置いてあると仮定します。
医学では半側空間無視と言いますが、脳の右側の空間認知を司る部分が詰まって、
見えていても認識できない。
左にあるものには関心がなくなる。
左の靴下だけが履けないこともあるそうです。
●教えてくれた人は誰ですか?
夏の脳梗塞について教えてくれたのは、
杏林大学医学部 脳卒中医学教室 脳卒中センター長教授 医学博士 平野照之先生です。
夏の脳梗塞の原因
・夏は寝汗等で体内の水分が失われて脱水状態になっている。
血管内の水分が減って血液がドロドロになっている。
・ビールなど飲みすぎた
夏はビール等アルコールを飲むが、逆に利尿作用で多くの水分が尿として出てしまう。
・コーヒー、緑茶を飲みすぎた
コーヒー、緑茶にはカフェインが含まれていて利尿作用があるので、
多くの水分が尿として出てしまう。
夏の脳梗塞を防ぐ方法
1、寝る前と起きてすぐにコップ1杯の水分補給をする。
2、ビールなど飲みすぎない
夏はビール等アルコールを飲むが、逆に利尿作用で多くの水分が尿として出てしまう。
3、コーヒー、緑茶は飲みすぎない
コーヒー、緑茶にはカフェインが含まれていて利尿作用があるので、
多くの水分が尿として出てしまう。
4、水、麦茶、スポーツドリンクなどを飲むのが良い
5、元気ニコニコ体操が良い。
栃木県では男女とも脳卒中の死亡者数が大変多くて、
減らす為に栃木県が健康の目的で考案した体操です。
その体操は
①椅子に座って両手の指を肩の上に置く。
②両肩をぐるぐる回す。
③椅子から立って両手を前に出して床と水平にする。
④少し、しゃがんでまた立つ。
⑤椅子に座って両手を上に上げて左右の手を組む。
⑥体を左右に曲げる。
※実際にはまだ続きがあるかもしれませんが、
TVではここまでしか見えませんでした(残念)
この元気ニコニコ体操の効果について平野照之先生は、
食後すぐではなくて、ある時間を決めて運動習慣をつけることで、
高血圧や動脈硬化の予防につながるそうです。
6、お野菜たっぷり餃子サラダを食べる
栃木県で取り組んでいるメニューで、サラダの上に餃子が乗っていました。
しかも餃子のドレッシングタレがユニークで紹介しますと
(材料)
玉ねぎ 2個
黒酢 100ml
醤油 50ml
塩 小さじ1
砂糖 50g
オリーブオイル 30ml※オリーブオイル以外はミキサーにかける
中火で5分煮込みオリーブオイルを入れて再度5分煮込んで完成。
(このタレなら私も試してみたくなりました)
7、ネギ味噌焼き餃子を食べる
宇都宮市の青源 パセオ店では
味噌ダレで、コレステロールの上昇を防ぎ血栓をふせぐと言います。
8、トマトのコンポートのかき氷を食べる。
栃木県高根沢町 和食レストラン「麻布」では
夏のスイーツとして甘さ控えめで、イチゴ、あずき、トマトがベースのかき氷です。
動脈硬化を予防できるといいます。
脳梗塞の発作が起きた時の対策方法
4時間半がキーポイントです。
頭の中の血管に詰まった血栓を溶かして血流を再開させる。
その薬はt-PAといいます。
ここで注意ですが発症した時間から、
4時間半までに薬の投与が効果的になりますので、
病院には発症直後から3時間ぐらい以内に到着する必要があります。
到着後、検査等に1時間ぐらいかかりますからね、、
病院に着いてから4時間半ではありません。
まとめ
脳卒中にならない生活も大事ですが、サインを見逃さないで、
4時間30分以内に医師の手当ができるように、早めに病院を受診することが大事ですね。
私自身、家族等普段から気をつけたいですね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。