2019年11月20日NHK放送のあさイチで 敵?味方?
糖質の新常識から肥満、糖尿病対策として、
食べ物、食べ方について紹介されました。
教えてくれたのは慶應義塾大学 医学部教授の伊藤裕先生です。
太りやすい糖質とは?太りにくい糖質とは?
甘いものを食べたからご飯は食べないとか間違っていますよ。
●そもそも糖質とは
ご飯、パン、甘いスイーツ等に含まれている栄養素のことです。
しかしダイエットで糖質を極端に減らす生活を長年続けていくと、
死亡率が上がるといいます。
糖質には太りやすい糖質と太りにくい糖質があります。
●糖質は大きく3つに分かれます。
1)単糖類
2)二糖類
単糖類、二糖類には砂糖、果物があります。
特徴は粒子が小さいので食べるとすぐ胃や腸に吸収されます。
すると血糖値がすぐ上がってインスリンが過剰に分泌されます。
過剰に分泌されたインスリンは、脂肪に変化して肥満や糖尿病になりやすくなります。
(逆に低血糖の人にはこれを食べると良いことになりますね)
結果太りやすい食べ物ですね。
3)多糖類
これにはパン、ご飯が含まれます。
特徴は胃や腸で分解されてゆっくり吸収されます。
このためにインスリンの分泌が少ないので、肥満や糖尿病になりにくいそうです。
結果太りにくい食べ物ですね。
●糖質制限をしても良い人は
・肥満の人
・糖尿病とその予備軍の人
期間は1年以内ですることです。
糖質を完全に、極端に減らすのは NG だそうです。
●糖質は1日にいくらとるの?
1日に220 g 以上が目安です(40歳台女性で運動しない人)
年齢にもよりますが、若い人は2倍、3倍多くても良いそうです。
(運動しない人は控えめの方が良さそうですね)
(例として糖質の量は?)
ご飯一杯(150g) ⇒55.7 g
食パン6枚切りの一枚 ⇒28g
おにぎり1個 ⇒40.0g
親子どんぶり ⇒107.5 g
カップ麺 ⇒56.9 g
バナナ1本 ⇒20.3 g
うどん1玉 ⇒54.0 g
砂糖 大さじ ⇒8.9 g
オムライス ⇒89.4 g
メロンパン ⇒78.7 g
(これだとやはりオーバーしますね。
まぁあまり厳密なことすると、不健康になりますからほどほどにね、、)
●ご飯とスイーツは別ものです。
甘いもの食べたからご飯ぬこうかな?
これは実は間違っています。
糖分の含まれている物、全てをまとめて糖分として、
考えていますが実はこれは間違っています。
糖分の特徴を知ってダイエットや健康になりましょう。
●ご飯一杯には栄養がたくさん。
炭水化物、ビタミン B1・B2 、タンパク質、脂肪、食物繊維、
マグネシウム、亜鉛、鉄、カルシウ、が含まれています。
スイーツを食べてお腹が膨れても、
糖質とったからとしても、
スイーツが栄養的に代わりの役目を果たすことはできません。
なのでやはりご飯が良いです。
でもやはり甘いスイーツを食べたいという人は、
たまに食べるようにしたほうが良いそうです。
●最後に
私はご飯とスイーツを一緒にして考えていました。
分けて食べると健康を維持できますね。
最後まで読んで頂いて有難うございます。